冗長性の無いストレージはバックアップではない

だから、ただ単にデータを一元管理しているだけの単体ドライブは、ただの保管庫であって、バックアップとは言いがたい。
今月初めに2TBのHDDを導入した。特価品でおなじみの日立HDS722020ALA330だ。できればSeagateかWesternDigitalの低回転ドライブがよかったが、無い袖は振れぬので仕方ない。
問題は、今のところ外付けケースに入れて単体で運用していることだ。3年前にRAID5で組んだデータサーバーの置き換えにと導入したが、RAID5に慣れた身には単体運用は怖くて落ち着かない。せめてRAID1であれば、と思うが、効率の悪いRAID1よりもやはりRAID5のほうが良い、しかしRAID5となると最低でドライブ3台、そして高価なホストアダプタが必要(最近はRAID5をサポートするサウスブリッジも増えてきたが、ハードウェアRAIDのパフォーマンスを体験してしまうといささか物足りなさを感じてしまう)であるのでなかなか悩むところではある。
ともかく、このままでは、あの五月蝿いサーバー(※7200rpmのドライブ6台構成は相当うるさい)はもうしばらく解体できそうにない。困った困った。

PCネタをもう一つ。急遽「それなりに使えるPC」がもう1台必要になったので、押入からMSIの645Ultra(MS-6547)を引っ張りだして組んでみたのだが、SiS645チップセットなのでFSB400のみ対応のはずが、FSB533のpentium4 2.8GHzが動いている。BIOSCPU-Zで確認しても、やはりFSB533で定格で動いているようだ。かといってチップセット情報は上位のSiS645DXというわけでもないのでますます謎は深まる。まぁ動かないよりは動くほうがいいのだが、ちょっと怖い。